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口臭の原因は内臓ではなく口の中にあった?!

みなさんは「自分の口臭が実は臭いのではないか?!」と心配になったことはありませんか?口臭の原因は実にさまざまであり、人々の悩みの種になっているのも事実であります。口臭の原因は内臓と考える人も多く見受けられますが、実はお口の中に原因がある場合もあり、口臭の原因が内臓か口の中かによって、対処法も異なります。そこで今回は口臭についてご紹介してまいりたいと思います。

目次

口臭とは?

口臭とは?

口臭とは、口から発生する呼気に臭いが伴う場合をいいます。口臭の原因は冒頭でもお伝えしたように、さまざまであります。口臭があると自分自身で解っていても、その口臭の原因がなんなのかを把握している人は多くはありません。歯磨きを必要以上にしてみたり、ミント系タブレットを必要以上に接種したりと、口臭が臭わないように人知れず努力されているのではないでしょうか。では、人はどのような時に口臭をかんじるのでしょうか、紐解いていきましょう。

口臭を感じるとき

口臭は主に4つのタイプに分類されます。

生理的口臭

人間だれしもに生理的口臭が生じます。人間が生きていくなかで日々身体は新陳代謝を繰り返し、自然に発生する口臭を生理的口臭といいます。

生理的口臭の場合は自身が感じるよりも口臭レベルは低く、神経質に考える必要はありません。生理的口臭が臭うかどうかは、その時のコンディションにも左右され、以下の通りに発生します。生理的口臭が発生するタイミングで人との近距離の接触に配慮することで、人に不快な思いをさせることもありません。

■起床時

人間の口の中には、300~500種類もの細菌が存在します。その細菌を唾液が洗い流すことで口の中で循環していますが、就寝時には唾液の分泌量が軽減してしまうために、細菌が口の中で増殖するために、起床時には口臭が強くなる傾向があります。

■空腹時

空腹時にも生理的口臭が生じます。食事をすると唾液の分泌量が増し、口の中に存在する細菌を洗い流しますが、食後一定時間が経過すると唾液の分泌量は減少をし、口の中が中世からアルカリ性になり口臭が強くなる傾向にあります。また、空腹時に食事をすることで、唾液の分泌量が増し、口臭は減少していきます。

食餌的口臭

臭いの強い食品を食べた後にも口臭が生じることがあります。ニンニクやコーヒー、アルコールなどを摂取すると一時的に口臭が生じ、約十数時間後には軽減されていきます。胃の中で消化され肺に送られ息として口臭が発生するために、食事後に歯磨きをしても口臭が軽減することはまれです。

心因的口臭

心理状態によっても唾液の分泌量は左右され、口臭を発生させます。

■ストレス時

ストレスを感じると、唾液の分泌量が減少し、口の中の細菌が増殖し口臭が強くなる傾向にあります。

■緊張時

緊張時にも唾液の分泌量が減少し、口の中の細菌が増殖し口臭が強くなる傾向にあります。

■思い込み

口臭のレベルは低いにも関わらず「自分の口臭が強いのではないか」と思い込んでしまう場合も見受けられます。

病的口臭

身体のさまざまな疾患により口臭が発生します。大きく分類すると口の中の疾患と身体の疾患に区別されます。

口の中に原因がある場合

口の中にもさまざまな口臭の原因が考えられます。

虫歯

虫歯が進行していくと、虫歯特有の口臭が発生します。虫歯によって歯が溶かされ、穴が開いた部分に食べカスや虫歯菌が溜まりやすく、神経までも虫歯が進行すると強烈な臭いを発生させます。

歯周病

歯周病が進行していくと、歯肉の炎症が増し出血、膿などの症状がでる、死歯周病菌が発生させる硫化水素やメチルメルカプタンが口臭の原因となります。

舌苔

舌の表面に白いものが付着したものを舌苔といいます。健康な場合にもうっすらと舌苔は付着していますが、体調を崩す、唾液の分泌量が減少することで舌苔は増殖します。舌の表面は舌乳頭と呼ばれる小さな突起物に細菌が付着することで舌が白くみえ、口臭の原因となります。歯ブラシまたは舌クリーナーなどの専用清掃具で優しく舌を磨くことで除去することが可能です。

口腔がん

舌や粘膜にがんがある場合、口臭の原因になります。

義歯

プラスチック製の義歯に汚れが付着し、臭いが義歯に吸収されることで口臭となります。一度臭いが付くとなかなか臭いが取れません。

補綴物の腐敗

経年劣化に伴い補綴物に穴が開く、隙間が生じそこに食べカスや歯垢が溜まり口臭の原因となります。

身体に原因がある場合

身体に原因がある場合

口の中に原因がない場合は、身体の疾患が原因も考えられます。疾患別に口臭の特性(臭い方)も異なり、一つの目安となります。

耳鼻咽喉の疾患

壊疽臭が生じる場合があります。(副鼻腔炎、咽頭炎、咽頭癌)

呼吸器系の疾患

壊疽臭が生じる場合があります。(肺がん、肺腫瘍)

消化器系の疾患

壊疽臭が生じる場合があります。(胃がん、食道気管)

糖尿病

アセトン臭が生じる場合があります。

肝硬変、肝臓がん

アンモニア臭が生じる場合があります。

ホルモンバランス

ホルモンバランスが崩れると口臭が生じる場合があります。

口臭の原因は内臓ではなく口の中

さまざまな口臭の原因をご紹介してまいりましたが、口臭の原因の9割は、口の中の疾患と言われています。内臓の疾患が口臭と考える人も少なくありませんが、口臭が気になる人で身体の持病などが特にない場合は、歯科医院での検診もおすすめします。

口臭改善法

検診時に口の中の疾患が判明した場合には、それぞれ治療をうけましょう。疾患が改善することで、口臭も改善していくのではないでしょうか。また、現在は口臭が気にならない人であっても定期的に歯科医院を受診し、口の中の健康を保つことで口臭を予防するこが可能となります。

口臭でお困りの場合は、お気軽にご相談ください。

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