インプラント手術の後、なるべく早く元の生活に戻りたいですよね。最終的な歯が入るのはもう少し先だとしても、普通の食事、タバコや飲酒、運動はどのくらいから可能なのか、気になる方もいらっしゃると思います。
今回は、インプラント手術後、普段通りの生活はいつ頃から可能なのか、について見ていきたいと思います。
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インプラント手術直後というのは、傷口を安静にしなければなりません。
お口の中というのは食べ物がどうしても入ってきてしまいますので、安静にするためには、硬いもの、刺激のあるもの、熱いものなどは避ける必要があります。少なくとも1週間はそのような食べ物は避けるようにしましょう。
タバコは傷口の治りを悪くしますので、インプラント手術をした後にタバコを吸うと、インプラントと骨の結合がしっかりと行われなくなるリスクがあります。そのため、インプラント手術後のタバコは厳禁です。
しかし、タバコというのはそもそも、歯周病のリスクを高めるため、インプラントの場合も同様、喫煙をしていると、周囲に歯周病と同様の状態が起こって、インプラントが長持ちしなくなります。そのため、インプラントをお考えの方には禁煙していただくことをおすすめします。
インプラント手術後はできれば1週間くらいは、アルコールは控えましょう。手術後1週間くらいは、まだ手術した部分の腫れが出る時期です。このような時期にアルコールをとってしまうと、より腫れがひどくなってしまいます。
また、術後に抗生剤の服用をしている時期でもありますので、そう言った意味でも薬の服用中のアルコールは控えましょう。
インプラントをした後、数日は腫れが出ます。このような時期に激しい運動をすると、血流が良くなってしまい、腫れがよりひどくなる恐れがありますので、できれば術後数日は激しい運動は控えましょう。
これは入浴に関しても同じことが言えます。湯船に浸かって温まりすぎると、血流が良くなって腫れがひどくなる恐れがあるため、数日は湯船に浸かることはせず、シャワー程度にとどめておきましょう。
職種にもよりますが、激しく体を動かす仕事でなければ、また、手術の程度がそれほど重くなければ、インプラント手術後に仕事をするのは特に問題はありません。ですが、もし可能であれば、体の回復をより早めるために休みを取れれば、それが理想的です。
インプラント手術後間もないころというのは、インプラントが骨にくっつくためにとても大事な時期です。細かい注意事項は、個々のケースによっても異なりますので、詳しいことは担当医までお尋ねください。
こういった歯に関するお悩みや治療に関して、堺市北野田駅前のおだデンタルクリニックにお任せください。インプラントや歯周病、歯の予防、お子様の歯の治療や矯正など様々な治療を承っております。歯に関する些細なお悩みでも医師や衛生師にお伝え下さい。