抜歯やインプラントなどの手術というのは、通常の歯科治療よりもやはり緊張しますし、色々と注意事項もあります。
このような外科手術をできるだけ問題なく進めていけるためにも、手術に際して注意することをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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健康状態が思わしくない時、睡眠不足の時などに手術をすると、まず麻酔の時点で気分が悪くなってしまうこともあります。そのため、手術の日にはベストコンディションで臨めるように、前日は睡眠をたっぷりとって体調は整えておきましょう。
手術をする際に空腹、満腹の状態だと、気分が悪くなってしまう可能性があるので、手術前には2時間くらい前までに軽めに食事を取っておくと安心です。あらかじめ食事をとっておくことで、手術後麻酔が切れるまでにお腹が空くのを防ぐこともできます。
これは、術前はもちろんですが、常日頃からお口の状態を清潔にしておくことはとても大事です。その理由として細菌感染を防ぐということももちろんありますが、お口が不潔な状態だと歯茎が炎症を起こしやすいため、麻酔の際に痛みを感じやすく、また効きづらくなるのを防ぐという理由もあります。
なるべくリラックスした状態で手術を受けるためにも、当日はなるべく楽な格好で臨みましょう。
手術後は麻酔がしばらく効いていますので、唇や口の中を噛んで傷つけないようにするために、食事は麻酔が切れてから摂るようにしましょう。また、当日はあまり噛まなくてもいいような、軟らかいもの(おかゆ、スープ、ヨーグルトなど)を食べるようにし、噛む際は傷口と反対側を使いましょう。
手術当日は傷口から血が滲みますが、多少であれば心配はいりません。うがいをしても血は止まらないだけでなく、血の塊を流してさらに出血を引き起こす原因になりますので、過剰なうがいは控えましょう。
傷口からの再出血を防ぐために、当日と術後2−3日は激しい運動、入浴、飲酒といった血行がよくなることは控えましょう。
麻酔が切れると痛みが出てきますので、麻酔が切れる前に痛み止めをとっておくとあまり痛みを感じずに済みます。感染防止のための抗生剤は指示通りに飲むようにしてください。
傷口周辺は、歯ブラシを当てると痛みますので、数日は傷口の周りはなるべく避けて、周囲の歯は通常通り磨くようにしましょう。お口の状況は個々で違いますので、磨き方については歯科医師、または歯科衛生士より指導を受けてください。
傷口が気になってしまうとは思いますが、舌や指で傷口をいじらないようにしましょう。
タバコを吸うと傷口の治りが悪くなり、インプラントの場合、インプラントが骨とくっつかなくなる恐れがありますので、歯科医師が提示した期間は禁煙しましょう。
こういった歯に関するお悩みや治療に関して、堺市北野田駅前のおだデンタルクリニックにお任せください。インプラントや歯周病、歯の予防、お子様の歯の治療や矯正など様々な治療を承っております。歯に関する些細なお悩みでも医師や衛生師にお伝え下さい。