ネット予約
診察・相談のご予約
072-239-1888
診療時間 9:00~18:00(土曜〜17:00)
休診/日曜・祝日

歯を磨かないのに虫歯にならない人がいるのはどうして?

歯をあまり磨かないのに虫歯にならない人というのが存在します。皆さんの周りにも誰かそういう人がいるのではないでしょうか。

一生懸命歯磨きしているのに虫歯になってしまう、という人からすれば、「不公平だな」と感じられるかもしれません。なぜこのような違いが起こってくるのでしょうか?

目次

虫歯になるかどうかは歯磨きで決まるわけではない

mushibaninaranai_01

「歯磨きをちゃんとしてなかったから虫歯になった」とはよく聞く話ですが、実は虫歯になるかどうか、というのは、歯磨きだけが原因ではありません。

虫歯ができるかどうか、というのは、次の三つの要素によって決まってきます。

・歯の質
・糖質
・細菌(ミュータンス菌)

 
この三つの要素が重なった時、それに時間の経過が加わって虫歯が発生すると言われています。つまりこの要素が重ならなければ虫歯はできない、ということなのです。

それぞれを詳しく見てみましょう。

◆歯の質

歯の質は、歯が作られる時の環境の違いなどにより個人差があり、それによっても虫歯のなりやすさは違ってきますし、乳歯や生えた手の永久歯など、歯質が弱く、虫歯ができやすいタイミングというのもあります。

強い歯を作るためには、バランスの取れた食事をし、歯を作る基となる良質なタンパク質に加え、歯を硬くするために必要なカルシウムやリン、そして、それが作られるのを手助けするビタミン類などをきちんと摂取することが大事です。

また、フッ素を取り入れた歯のケアというのも歯の質の強化に効果的です。

◆糖質

甘いものを食べると虫歯ができることは知られていますが、甘くなくてもでんぷんや穀類など、糖質は虫歯菌の餌となり、虫歯を作る原因となります。

もちろん、エネルギーを作るためには、糖質は必要なものなのできちんと摂取する必要がありますが、注意したいのは量に加え、摂取する時間や回数です。

食事の際の糖質以外、例えば飴や甘い飲み物を口にするといった行為をダラダラと続けることは確実に虫歯のリスクを高めますので、注意が必要です。

◆細菌(ミュータンス菌)

虫歯菌は、集合体となって歯垢(プラーク)を形成し、歯の表面に付着し、糖質から酸を作り出して歯を溶かしてしまいます。

虫歯菌として代表的なのはミュータンス菌と呼ばれるものですが、それ以外にも10種類の虫歯菌がいます。このような虫歯菌を抑えるのは唾液であり、唾液がしっかりと出る人は虫歯になりにくい傾向があります。

糖質を控え、適切なケアを行うことが大事

mushibaninaranai_02

あまり歯を磨かないのにむし歯にならない人、というのは、上で挙げた虫歯になりやすい条件が揃っていない人なのだと考えられます。

歯磨きをしていても虫歯になりやすい、という人は、糖質を多く摂取している、歯の質がそもそも弱い、唾液があまり出ていない、というようなことがあるかもしれません。

虫歯になりやすい人は、一度その辺を見直してみて、改善できるところはしてみることをお勧めします。もし、一人で改善が難しいという場合には、歯科医院で相談してみましょう。

この記事もよく読まれています!

こういった歯に関するお悩みや治療に関して、堺市北野田駅前のおだデンタルクリニックにお任せください。インプラント歯周病歯の予防お子様の歯の治療矯正など様々な治療を承っております。歯に関する些細なお悩みでも医師や衛生師にお伝え下さい。

このページが気に入ったら是非共有して下さい
LINE  はてブ  pinterest 

当院では歯科医師や歯科衛生士の人材育成に力を入れています。
新卒の方も積極的に採用!
やりがいを持って安心して働ける環境を整えています。

歯科コラム

お知らせ

2022/12/1
年末年始は12/28午後〜1/4まで休診いたします。
2022/8/2
8月13日〜8月16日はお盆休みのため休診いたします。
2021/11/30
年末年始は12/28午後〜1/4まで休診いたします。
2021/7/30
8月13日〜16日はお盆休みのため休診いたします。

Facebook

診療カレンダー

^


ホーム

診療予約

電話をかける