お子さんのお口も匂う時があります。その原因として、朝起きた後など、唾液が少ない時に臭うような生理的口臭と呼ばれるものもありますが、匂いの程度が強い場合や、ずっと匂っている場合などでは、何らかの問題が隠れている可能性があるので注意が必要です。
子供の口臭が起こる主な原因と対策をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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小学校に上がるくらいになると、歯磨きはお子さん任せ、というご家庭も多いのではないでしょうか。ですが実際、小学校の低学年くらいの頃というのは、まだそれほど器用ではなく、「歯磨きをした」と本人が言っても、磨き残しが多くあるものです。
また、小学生になると生え変わりが次々に起こってきて、歯の高さが不揃いになることも加わり、余計に歯磨きを隅々まで行うのは難しくなり、磨き残しが多く出がちです。
うまく歯磨きができるようになってきる小学校高学年くらいまでは、できれば1日に1回でも親御さんが仕上げ磨きをしてあげることをお勧めします。これは、口臭予防の面だけでなく、虫歯予防の観点からもお勧めです。
乳歯や生えたての永久歯は虫歯ができやすく、しかも急速に進行しやすい傾向があります。そのため、気づかないうちに大きな穴が空いていて、その部分に食べカスが詰まっていて悪臭を放つことがあります。
虫歯リスクの高い子供時代は、短めの間隔で定期検診を受けて、虫歯予防、早期発見・早期治療をすることが大切です。こまめに歯科医院に通って歯磨き指導を受けて正しい歯磨き方法を身につけ、歯を大切にすることを理解することも、将来の歯の健康にとって良い影響を与えます。また、フッ素を定期的に塗って歯を強くしておくこともお勧めです。
お子さんによっては、アレルギーなどにより鼻呼吸がしにくくなっていて、口呼吸をしていることがあります。日常的に口呼吸をしていると、口の中の唾液が乾き、唾液の自浄作用や殺菌作用などが働きにくくなって、口臭がひどくなりがちです。
もしお子さんが普段から口をポカンと開けている場合、口呼吸をしている可能性があります。そのような場合、口臭だけでなく、あごの成長や歯並びにも影響することがあるので、一度ご相談ください。
風邪やアレルギーなどが原因で扁桃腺に炎症を起こしていたり、扁桃腺の部分に細菌が溜まって膿栓と呼ばれるカスがたまると、その部分から匂いを発することがあります。
も風邪などの感染症で喉から匂うことは珍しくありませんが、これは感染症が治れば落ち着いてきます。アレルギーなどがある場合は耳鼻科などで適切な治療を受けるようにしましょう。
このように、口臭といっても様々な原因で起こることがあります。すぐに落ち着かない場合や程度がひどい場合には、ぜひ一度ご相談ください。
こういった歯に関するお悩みや治療に関して、堺市北野田駅前のおだデンタルクリニックにお任せください。インプラントや歯周病、歯の予防、お子様の歯の治療や矯正など様々な治療を承っております。歯に関する些細なお悩みでも医師や衛生師にお伝え下さい。